和室とトイレには「漆喰」を使用しました。
「漆喰」の主原料消石灰。消石灰は二酸化炭素を吸収することで徐々に石灰石へと戻り固まっていきます。消石灰から石灰石に戻るまでに100年を超える月日がかかるといわれており、漆喰はゆっくり呼吸をしながら固まっていきます。漆喰壁が呼吸することで、冬場の乾燥や、夏場の湿気を防ぐ効果が期待されるため、年間を通じてお部屋の湿度を快適に致します。また漆喰壁は防火性にも優れています。
漆喰の主原料である消石灰(水酸化カルシウム)は無機質の不燃性、燃えません。現代住宅の台所にも安心して使用できる漆喰の不燃性は、暮らしを守るという点でも注目すべき魅力があります。