あの建築家が選んだ住宅用外壁材といえば・・・

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FIELD REPORT 102 設計者からのメッセージ
「箱の家」市川邸(茨城県牛久市) 他
設計者:難波和彦・界工作舎 難波 和彦 氏
構造:RC造
外壁:ラムダ15ヨコS
竣工:平成14年4月
「箱の家」をテーマにした個性あふれる都市型住宅に、ラムダ素板のコンクリート打ち放しの外観イメージが見事に調和
ラムダとの付き合いは、箱型のデザインでローコストで高性能な都市住宅を追求する「箱の家」というコンセプトのもとに、私なりに設計を始めた7年くらい前になるでしょうか。
ラムダを採用するきっかけになったのは、特別に売り込みを受けたわけではなく、「箱の家」というテーマの建物を設計する際、外壁材に要求した条件として、性能に見合ったぎりぎりのコストで最大限に効率的な材料であるかどうかということが最大の課題でした。
立地条件やオーナーさんの要求なども含め坪単価も色々ですし、それに応じ高い外壁材もありますが、坪単価がアップするなら、その分設備や他の箇所にお金をかけたいと考える中、耐久性や対候性などを考慮してシビアに色々な材料をチェックした結果、ラムダとガルバリウム鋼板に絞り込まれることになりました。

ラムダは断熱・遮音性に加え通気ができ、結露対策も可能なことから、これまでに60棟近い「箱の家」の相当数はラムダを使う結果になっています。
そのほとんどが素板使いで使用しています。と言うのも、私は自然の素材より工業材料で時間の経過が感じられる材料が好きなんです。しかしながら、人工的な材料で時間の経過の中でよい質感を演出してくれる材料は極めて少ない。むしろ、時間の経過で汚くなる等、デメリットが目立つ材料が多いのが実情です。
そうした中でもラムダは、時間の経過の中で味わいが出てくる数少ない材料だと思います。こうしたことも踏まえ、「箱の家」というコンセプトを具現する外観イメージにラムダの素板がきわめてマッチングしている材料といえたわけです。

また私の場合、とくにフラットな形状のラムダを好み、使い分けています。
これは、最近、いろんな化粧パネルを売り出しているメーカーさんとは、少し考え方が異なっているかもしれませんが・・・。
ラムダは相当数の物件で手掛けてきましたから、安心して使っていますし、これといった苦労はありませんが、やはり毎回、割付には気を使っていますね。それと、これは今後のラムダへの要望ですが、ヨコ張りでもシーリング材なしで施工できるラムダを開発していただきたいと思います。

(ラムダニュース 2003 VOL.73 より抜粋)